構造体検査
本日、現在犬目町にて建築中の物件の構造体検査が実施されました。
当社では株式会社日本住宅検査機構という第三者機関による
検査を数年前から全棟義務付けております。
建物保証はもとより地盤保証もつけております。
以前は、(財)住宅保証機構というところの検査を受けておりましたが
現在のほうが検査回数も多く(4回)、会社としては大変な面もありますが、購入して
いただくお施主様にとっては人生において最も高価な買い物ですのであえて厳しい方を選んだ次第です。
年々基準も厳しくなってきており、実際現場に携わる職人や会社としても大変な面は
ありますが長い目で見れば非常に安心です。
こんなことが過去にありました。
数年前、まだ大手ハウスメーカーを除いて地盤調査が普及していなかったころの話です。
とある造成地で1棟分譲したのですが、盛り土をしており明らかに地盤の弱そうな場所でした。
地盤調査の結果、案の定補強工事が必要でした。
100万円近くかかる補強工事で、正直金銭的には痛かったのですが後々のことも考えて
補強工事をやりました。(その補強工事を見ていた近所の人から『何が建つのか?』と驚かれ
たことを今でも覚えています。)
結果2年も経たないうちに、やはりきちんとしておいてよかったと心から思うことが起きたのです。
なんと、その隣の家(別の業者さんで同時期に建てた)が傾いてしまったのです。
地盤調査等していなかったのか、当然私共のお客様から『うちは大丈夫なのか?』との連絡が
ありましたが全て説明をさせていただき安心していただきました。
後日、近所の方からも『お宅は大丈夫だよ』と聞かされたみたいでなおさら安心したそうです。
お客様から見れば大手ハウスメーカーなどと比較して我々のような小さな会社は信用も
信頼もないかもしれませんがこのような取り組みもいまや当たり前のようにしているのです。
構造体内部の検査
当然ながら仕上がってしまえばもう見えません。
基礎の強度を測定しています。
ここは地盤調査の結果、特に補強は必要ないところです。