自然素材の壁塗り
以前にも紹介した株式会社高千穂ライフニックスという会社
の『中霧島壁』 を塗り始めました。
今回の現場では、玄関ホール・LDK・階段~2Fホールでの採用を予定しています。
もしかすると2F和室にも採用するかもしれません。
色が少し濃く見えますが、乾いてくると明るくなってきます。
これは以前にも紹介したように九州地方の火山灰「シラス」を精製・加工した塗り壁です。
耐久性にも優れ、消臭・調湿効果もあるとのことなので今後が楽しみです。
科学物質系の仕上げと違って、当然ながら風合いが感じられます。
ですから、きちっとした均一の仕上がりを希望する方には不向きかもしれません。
それが自然素材の良さなのです。
職人によると、割と扱いづらいとのことです。
慣れの問題もあるでしょうが、自然素材の場合は仕方の無いことだと思います。
ですので、どうしても手間がかかったりとコスト面でも割高になってしまいます。
下地の処理等にも結構時間がかかるのです。
シックハウス症候群やアトピー、アレルギーなどの問題が取り上げられて久しいですが
これまでは、コスト面やアフターの問題が気になりどうしても及び腰でしたが、
遅ればせながら当社においても、これからは出来るだけ自然素材を使った住まいづくりに
取り組んでいきたいと考えます。
そのような住まいづくりに関心のある方と一人でも多くめぐり合えたら大変幸せに思います。